建築家

現在の日本においては、必ずしも「建築家」の明確な定義が法律でなされておらず、たとえ国家資格である建築士の資格取得者の中でも10%程度しか建築設計の経験がないとされる。そのため、アメリカ合衆国やヨーロッパなどにみられるような建築家としての地位は存在しておらず、あくまでも個人の自称に留まっているのが現実である。

現在に至るも、日本では「建築家」として認定するための公的認定機関は存在せず、それを名乗るのに免許証や資格証等の証明は不要で、それに代わる資格認定機関も存在しないのが実状である。名称は戦前のものと同じだが、その内容は戦前期に提案されたものと異なり、一定規模の建築物を手がけるすべての建築従事者が対象の資格となり、「建築士 = Architect(建築家)」というわけにはならなかった。Architecture は当初「造家」と訳され、1886年に工部大学校卒業生を中心に「造家学会」が設立された。

2011年2月20日 21:29 |個別ページ

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